西国三十三所
第五番
し うん ざん ふじ い でら
紫雲山 葛井寺
真言宗御室派
本尊 
札所本尊十一面千手千眼観世音菩薩
御詠歌まいるより たのみをかくる ふじいでら
 はなのうてなに むらさきのくも
住 所
電 話
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備 考

神亀2年(725)、聖武天皇の勅願によって創建され、行基菩薩の開基である。

御本尊の十一面千手千眼観世音は、仏師稽文会けいぶんえ稽首勲けいしゅくんの父子の作で、均斉のとれた堂々とした体格に理智的な慈悲に満ちた表情の相好と、千本の小さな手を扇のように広げ、その間に40の手を伸ばしあらゆる苦悩を救い、無限の人々に手をさしのべる力を秘めておられる中央の自然に合掌された手は私達みんなの安全をいつまでも願っている。

紫雲石の燈籠は聖武天皇の御寄附によるものである。

出所:『西國三十三靈場納経帖』

更新日:2019/09/14