西国三十三所 第十八番 |
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天台宗(単立) 本尊 |
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嵯峨天皇の御代、淡路の海中から引揚げられた美しい唐櫃に『閻浮檀金の像一体、日本の国王に献ず』として如意輪観音像があった。
聖徳太子は用明天皇2年(587)この地で霊夢を感じ、ここに六角の堂を建立して、この護持仏を安置した。
これが頂法寺のおこりである。
また親鸞上人は比叡山からこの堂に百日間参籠し、この如意輪観世音菩薩の霊告に従って淨土真宗を開いたことは有名である。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
更新日:2019/09/14