西国三十三所 第二十番 |
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天台宗(単立) 本尊 |
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後一条天皇の勅願により、長元2年(1029)源算上人によって創建された寺である。
当山は当初あまりにも山が険しいので便利が悪く、多くの猪が集まって上人の意を感じ、あたりをふみならして平地にしたと伝えられる。
天喜元年(1053)尊仁親王の妃御懐妊の時当山の観世音菩薩に帰依すること深く、祈念して早速その霊験を得て皇子を無事出産することができた。
この皇子が後の白河天皇である。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
更新日:2022/09/04