六地蔵

 保元2年(1157)、後白河法皇の勅命により、平清盛が西光法師に命じて、京都の街道の入り口六ヶ所に六角堂を建て、一体づつご尊像を分置されたのが始まりとされています。

 毎年8月22〜23日に先祖の供養や無病息災を願って6ヶ所の地蔵をめぐり、寺ごとに色が違う紙製の「お幡(はた)」をいただき玄関に吊るします。

→ 御朱印の旅(京都六地蔵)

地蔵菩薩 街道 寺院 所在
伏見六地蔵 奈良街道 大善寺 daizen-ji
鳥羽地蔵 西国街道[1] 浄禅寺 jouzen-ji(kamitoba)
桂地蔵 丹波、山陰街道 地蔵寺 jizou-ji
常盤地蔵[2] 周山街道 源光寺 genkou-ji
鞍馬口地蔵[3] 鞍馬街道[4] 上善寺 jouzen-ji(kuramaguchi)
山科地蔵 東海道 徳林庵 tokurin-an
[1]「鳥羽街道」「大阪街道」と呼ばれることもあります。
[2]「乙子の地蔵」と呼ばれることもあります。
[3]「姉子の地蔵」「深泥池地蔵」と呼ばれることもあります。
[4]「若狭街道」と呼ばれることもあります。

■ 奉納額


浄禅寺の奉納額

■ 案内ちらし (PDF)

更新日:2022/05/18