智恵光院の紹介文には「当院は京師七光院のひとつ」が必ずといっていいほど登場します。
しかし残り6か寺の説明はなく、いろいろ調べましたが、残念ながら七光院の構成は分かりませんでした。
七光院 |
読み方 |
現在 |
1智恵光院 |
ちえこういん |
智恵光院 |
七光院に似たものに十二光院があり、これは阿弥陀如来の光明を十二の功徳に分けてたたえる呼び名の十二光にちなむ寺院です。
十二光院は12か寺だったのか、十二光の中に安楽光はないのになぜ安楽光院が十二光院に含まれるのか、謎は深まるばかりです。
十二光院 |
読み方 |
現在 |
0安楽光院 |
あんらくこういん |
廃絶。近世、泉涌寺来迎院に合併。天台宗系・浄土宗系寺院。 |
3無㝵光院 |
むげこういん |
無礙光院? |
4無怠光院 |
むたいこういん |
不明 |
8智恵光院 |
ちえこういん |
智恵光院 |
9不断光院 |
ふだんこういん |
廃絶。上立売通新町下ルにあった浄土宗寺院。 |
- ● 雍州府志 [貞享元年(1684)]
- ⇒ 国書データベース:雍州府志❐
- 巻四 寺院門 上 二十四 (148 of 472)
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安樂光院 在二京極今出川之北一
元在二京師上立賣一
凡此邊有二十二光院一
所謂不断光院智惠光院等之類是也
安樂光院元持明院家之寺而為二律院一
- 巻四 寺院門 上 三十九 (162 of 472)
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安樂光院 在二光明寺北一
與二泉涌寺中安樂光院一為二同寺一
始在二上立賣北安樂小路一而為二十二光院之一員一
近世移二斯處於泉涌寺一
亦建レ之
- 巻四 寺院門 上 四十六 (170 of 472)
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不断光院 在二近衛殿櫻御所之中一
則為二内道塲一
博陸候前久入道龍山公以後有二代々之塔一
存二木牌或画影一
浄土専念僧住レ焉
属二清浄華院一
凡古此邊有二十二光院一
所謂安樂光院不断光院智惠光院等是也
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安樂光院 在二上立賣北安樂小路一而為二浄土宗門之尼寺一
安樂小路今俗稱二安南小路一
- ● 山州名跡志 [正徳元年(1711)]
- ⇒ 国書データベース:山州名蹟志❐
- 巻二十一 寺院亡滅部 五十 (1061 of 1091)
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不断光院 上立賣南新町西近衛殿櫻御所ノ内ニ所レ建内道場也。
古此邊ニ有二十二光院一
是則阿弥陀佛十二光明ノ称号ノ義ナリ
所謂安樂光院。
無㝵光院。
無怠光院等也
更新日:2024/11/06