第三十一番 |
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臨済宗建仁寺派 本尊 十一面観世音菩薩 |
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福成寺は、桓武天皇の延暦3年に奈良から長岡に都が移されたとき、新京の鎮護道場として建立されたと伝えられる。
本尊は十一面観音菩薩であり、別に大日如来像を安置する。 それらはともに、藤原時代の代表作として美術史上に貴重な仏像である。 又、当境内の蔵王権現堂は古来より霊験あらたかなることで有名であり、従来より権現堂を中心として毎年2月11日に、村内国家安全五穀豊穣を祈る行講(オコナイ講)が連綿として伝えられている。 これは、民俗学上の貴重な無形文化財ともなっている。
出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』
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