都七福神
布袋尊
おう ばく さん まん ぷく じ
黄檗山 万福寺
黄檗宗 本山
本尊 釈迦如来
七福神布袋尊 諸縁吉祥
住 所
電 話
URL
備 考拝観料:500円(2016年1月現在)

江戸初期、中国から渡来した隠元禅師が中国の黄檗山を模して創建した黄檗宗の大本山で、中国明朝様式の伽藍配置がなされています。 開祖隠元の来日は日本の仏教に新風を吹き込むと同時に、建築や仏像・書画・普茶料理などの様々な文化も同時にもたらし、煎茶道の祖・売茶翁を祀る売茶堂があります。 祀られている布袋尊は范道生作で、特に傑作といわれています。

布袋尊
中国・唐の時代に実在した僧契此がルーツとされ、中国では弥勒菩薩の化現として信仰されています。

出所:『都七福神まいり』ちらし

≪総門≫
 公道に面した総門は意外と小さいのですが、門には中国風の雰囲気が漂っています。 総門の屋根の上にある魚のような形をしたものは鯱(しゃち)ではなく、摩伽羅(まから)という想像上の生物です。
≪天王殿≫
 寺の玄関として設けられている建物です。 中国では一般的な建て方だそうで、内部には布袋尊の他に韋駄天と四天王の像が祀られています。 いかにも御利益がありそうな、金ピカでふくよかなお腹をした笑顔の布袋尊像でした。
≪開版(かいぱん)
 魚の形をした木板(魚板)で、叩いて時刻を知らせるために今でも使われています。 木魚の原形となったものです。

更新日:2016/01/23