丹波七福神 第一番 |
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曹洞宗 本尊 釈迦如来 |
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丹波七福神第一番毘沙門天は笑顔と財宝を授けてくださる毘沙門天さんとして親しまれています。 この毘沙門さんの教えに従って精進する人には、無量の福徳が招来いたします。
年の初めの初寅の日には、一年の招福祈願をし「オンニコニコハラタテマイゾソワカ」のソワカ煎餅とお札をお授けします。
境内には約330体の石仏をお祭りした石仏庭園があります。
出所:丹波七福神スタンプ用台紙
神応寺境内に安置する毘沙門天は古(いにしえ)牛松ヶ谷の大岩へ天降り給い、村民これを百足山に請じ産土神(いぶすなかみ[1])として鎮祭しこれより後当地を毘沙門村と称するようになったと伝えられている。
天正3年明智光秀、亀岡に入国するや急遽築城しようとして近隣の神社仏閣の建造物、敷石等をかり集め、その際毘沙門堂も亡失したと古文書に記されている。
その後、堂は復元され明治初年まで同地に鎮座していたのであるが、明治6年、神応寺境内の八幡宮を百足山に遷座し、毘沙門天を仏法擁護の神として神応寺内に転祭し、現在に至っている。
毘沙門天像は木造極彩色、左手に鉾をもち右足にて鬼神羅刹を踏まえ、向かって左に吉祥天、右に善膩師(ぜんにし)童子を脇侍として従え財施の神として古米[2]より信仰されている。 毎年正月の初寅の日には開扉していにしえ祭典が行われる。
出所:「神応寺(千歳町)」説明板
第一番札所の神応寺はJR亀岡駅から約3.5km。 途中、サンガスタジアムや保津百景を見ながら歩くと退屈はしません。 |
≪毘沙門天石像≫
丹波七福神の寺院には、それぞれ札所本尊の七福神像とは別に、このような石像が目立つ場所に置かれています。 分かり易くていいですね。 |
≪毘沙門天堂≫
こちらが七福神めぐりの毘沙門天像が祀られている毘沙門天堂です。 |
≪石仏庭園≫
写真奥の墓地の周囲を含め、石仏庭園には約330体もの石仏が祀られています。 |
[1] | 「うぶすながみ」の誤記と思われます。 |
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[2] | 「古来」の誤記と思われます。 |
更新日:2024/03/23