丹波七福神
第二番
よう せん じ
福智山 養仙寺
臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
七福神布袋尊
住 所
電 話
URL
備 考通称:ほてい寺

大きいお腹と福袋を担ぎほほえみ一杯の布袋さんは、七福神の中で唯一の実在された中国の高僧です。

福徳円満、家内安全特に子供の守り仏、福の神として、広く親しまれています。

皆様からお納め頂いた布袋像は、国内外より大小さまざまで600体余りを数え、日本一と言われ和顔愛語に満ちています。

出所:丹波七福神スタンプ用台紙

養仙寺は、約500体余りの布袋像をお祀りしていることから、別名ほてい寺と呼ばれ親しまれている、丹波七福神第二番の札所です。

当寺の創建は、寛正年間(1460〜1466)に泰岩和尚により開かれたと伝えます。 その後、度重なる兵火等により焼失し、さらに明智光秀の亀山城築城に際しても石塔等も持ち去られたと伝えます。 現在の臨済宗妙心寺派としての開山は、妙心寺塔頭智勝院の開基でもある大光普照禅師(1639)で、以後法灯を守り伝え、関重紹通和尚や越厳玄超和尚、弘邦祖隆和尚等名僧が続き、寺門の護持再興に努め、現在に至っています。

堂内に安置されている木造地蔵菩薩立像は、式内社愛宕神社の本地仏とも言われ、平安時代末の穏和な相好の遺風を残しながらも、鎌倉時代の理知的なきざしも現れています。 寺伝では、将軍地蔵と呼ばれ足利尊氏の念持仏とも言われています。

当寺の別称の所以ともなっている布袋尊は、七福神の中で唯一実在した人物で、契此と呼ばれ弥勒菩薩の化身として崇められ和顔愛語、度量と寛容の大切さを説き、身を以って大衆と共に教えを行じた中国の禅僧です。

法縁により当寺に集蔵の布袋群像と会するときは、その福徳円満とほほえみを享受することが出来ます。

出所:「養仙寺(千歳町)」説明板


 神応寺から徒歩約5分で養仙寺に到着。 大きく「養仙禅寺」と書かれた寺号碑が目立ちます。
≪布袋尊石像≫
 山門前に置かれている目印の布袋尊石像です。
≪布袋尊像≫
 七福神めぐりの布袋尊像は(たぶん)こちら。 足元には別の小さな布袋像もありました。
≪布袋像≫
 境内のあちこちに布袋像がありましたが、全部で大小600体余りあるとのことなので、恐らく本堂内も布袋さんだらけなんでしょうね。

更新日:2024/03/23