天龍寺七福神 第七番 |
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臨済宗天龍寺派 本尊 釈迦牟尼仏 |
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南門のそばにある妙智院は享徳二年(一四五三)の創建と伝え、三世の策彦周良は天竜寺船に乗って二度も中国へ渡った人です。 このため『入明記』など貴重な文献を残しました。 それらは室町時代の対中交易を記す資料として京都博物館に委託されています。
境内の南側にある稲荷社は、特に宝徳稲荷と大変縁起のよい名でよばれています。 これは宝徳年間(一四四九−五二)に七世中山和尚が伏見稲荷を勧請したためです。 このため、商売繁盛や五穀豊穣をお祈りします。
出所:『京の福神めぐり』田中泰彦著
天龍寺七福神もいよいよ最後の妙智院です。 宝徳稲荷にお参りをして、福笹にお札を付けてもらって福笹が完成。ご朱印をいただいてこちらも完成。 再び甘酒の接待を受けて心もほっこり。 今年一年良い年でありますように。 |
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≪家光弁財天社、宝徳稲荷社≫
お堂の中には「家光弁財天」と「宝徳稲荷大明神」が並んで祀られていて、向かって右側が宝徳稲荷です。間違って弁財天を拝んでいる人もちらほら。 |
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≪西山艸堂メニュー≫
妙智院という寺院名よりも、境内にある「西山艸堂(せいざんそうどう)」という湯豆腐のお店の方が有名かもしれません。
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更新日:2018/06/10