京都東山 福めぐり |
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臨済宗建仁寺派 大本山 本尊 |
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日本最古の禅寺 − 建仁寺
臨済宗建仁寺派の大本山。 開山は栄西禅師。 開基は源頼家。 鎌倉時代の建仁二年(1202)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられています。 山号は東山(とうざん)。 諸堂は中国の百丈山を模して建立されました。 創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済禅の道場となりました。
800年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。
出所:『建仁寺』パンフレット
俵屋宗達の代表作として名高い「風神雷神図」が有名ですが、その原本は京都国立博物館に寄託されていて、建仁寺では複製の屏風を見ることができます。 複製といっても見応えのあるなかなかの物です。 |
≪三門「望闕楼(ぼうけつろう)」≫
1923年(大正12年)、浜名郡雄踏町(現・静岡県浜松市)の安寧寺から移築されたもので、江戸時代末期の建築だそうです。 |
≪法堂≫
法堂は仏殿(本尊を安置する堂)を兼ねる建仁寺の本堂です。 2002年(平成14年)、創建800年を記念して小泉淳作氏により天井に「双龍図」が描かれました。 |
≪方丈庭園「大雄苑(だいおうえん)」≫
法堂から続く門を中心に構成された枯山水庭園です。 1940年(昭和15年)の作庭だそうで、意外と新しいんですね。 |
≪茶碑≫
建仁寺の開山である栄西(えいさい/ようさい)禅師は、宋の国(中国)からお茶の種を持ち帰り日本にお茶をひろめました。 茶碑の後方に小さな茶園があり、毎年ここで初摘みした茶葉を石臼で挽いて抹茶にし、開山毎歳忌にお供えするそうです。 |
更新日:2023/02/07