乙訓鎮座神社
あか ね てん じん じゃ
赤根 天神社
祭神 
社格等
住 所
電 話
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備 考今里の産土神

 当神社は赤根天神社と称し、祭神は伊弉諾尊いざなぎのみこと伊弉冉尊いざなみのみことまつっている。 古い昔より、その神徳を願し、地域住民は家内安全、五穀豊穣を祈願して参り、古い書物や今里いまざと自治会館に保管してある古文書にも色々と記録されている。 古老の話などでは、その昔、今里には神興みこし[1]が一基あって向日むこう神社のお旅所でもあった。

 年間の行事には元旦祭を初め、お節会せちえ祭・向日神社還幸祭・お千度参りなどがある。 その他、五穀豊穣にまつわる祭も盛大に行われている。

 現在、神社のお守りは今里区民が一年交代で毎月一日と十五日に本殿や参道を掃き清め、御神酒おみきをお供えし、鎮守の神として区民の安全を祈願している。 近年は、近郷の人々の参拝もとみに多い。

出所:『赤根神社[2]』長岡京市観光協会駒札


 もとは井ノ内(神社の北側の地区)の石田家が奉祀する神社で、屋敷内にたつ氏神だったそうです。
 神社の名称が「天神社」で、東隣にある池の名が「天神池」であることから、古くは天神=火雷神(ほのいかづちのかみ)を祀っていたという説もあるようです。
≪本殿・拝所≫
 防犯の為でしょう。 拝所で拝んで振り返ると、背後の黄色の回転灯(写真右端)が回っていました。 他の神社でもガラスが割られた事件の張り紙を見かけましたが、こうしたことを見聞きするのはたいへん残念です。

[1]「神輿」の誤記と思われますが、駒札の表記通り「神興」とします。
[2]駒札の標題は「赤根神社」になっています。

更新日:2022/03/19