京都十二薬師
第五番
れい しょう ざん しん しょう ごく らく じ
鈴聲山 真正極楽寺
天台宗
本尊 阿弥陀如来
札所本尊
いし
石薬師
御詠歌ある時は 温石となる 石やくし
 かすみの衣に 幾重おかみて
住 所
電 話
URL
備 考通称:真如堂

正式名を鈴聲山真正極楽寺といい、永観2年(984)に戒算上人が開創した。

「極楽寺と名乗る寺は多いが、ここが正真正銘の極楽の霊地」という意味から、「真如堂」と通称される。

石薬師は、平安遷都の頃、大地より光沢のある蓮華のつぼみに似た大きな石が湧出し、桓武天皇は、その石の上にお堂を建立され、石の頭で彫った薬師如来を安置されたところ、禁中では数々の奇端[1]が起こったといわれている。

御所の東北に位置する石薬師門に由来する。

出所:『京都十二薬師霊場』パンフレット


[1]「奇瑞(きずい)」の誤記かもと思いましたが、「奇端(きたん)」という言葉もあるようです。

更新日:2023/11/16