当山の薬師如来は愛知県の鳳来寺の薬師如来と同木同作で、利修仙人(鳳来寺開山)の作と伝わる。
東大寺大仏の再建に際して重源僧正に授与され、諸国を遍歴し、当山に持仏として奉安された。
その後、後陽成天皇が勅願され御平癒された折に、天皇より「薬師如来」の名号と菊の御紋が寄付され勅願寺となる。
出所:『京都十二薬師霊場』パンフレット
更新日:2023/11/16