京都三弘法 |
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真言宗系単立 本尊 弘法大師像 |
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賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神職松下能久が、「霊光の照らした地に一宇を建立せよ」との神託を受け、建立されました。 神光院という寺号はこの由緒によるものです。
弘法大師が42歳の夏に、修行を行った場所とされます。 修行を終え寺を去る際に、池に映る自身の姿を見ながら彫られた木像が、当院の本尊であり「厄除け大師」として信仰されています。
毎年7月下旬には、弘法大師がキュウリに疫病を封じて病気平癒を祈願したことにちなみ、疫病よけの「きゅうり封じ」(きうり加持)が行われています。
出所:『京都三弘法まいり』ちらし
≪山門≫
山門正面右に「厄除弘法大師道」の大きな石標があります。 この石標をよく見ると「(右)西賀茂神光院(是ヨリ約五町北西ヘ)」の()部分の文字が塗りつぶされており、南東約550m付近にあった道標を移設したもののようです。 |
≪本堂≫
ご本尊は拝見できませんでしたが、正面に掲げられた扁額によれば、弘法大師像を中心に左に愛染明王、右に歓喜天が祀られているようです。 |
更新日:2015/05/03