洛陽六阿弥陀 第四番 |
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浄土宗鎮西派 本尊 阿弥陀如来 |
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寺伝によれば、天慶5年(942)朱雀天皇御願により、天台座主尊意が乙訓郡久世郷大藪村(現南区)に草創、大藪山仁王護国院と称し、源経基がその檀越となり、鎮護国家の道場と定められたという。
その後ほとんど廃絶していたのを、文永年間(1264-75)百万遍知恩寺(現左京区)開基勢観の高弟、蓮寂が再興して寺号を安祥院と改めた。 法然上人を中興の祖とし、勢観上人を第二世として以来、知恩寺末となり専修念仏の道場となった。
その後再び衰微して近世に及んだが、享保10年(1725)に木食正禅養阿が、かねて清水寺成願院から永代借地権を得ていた五条坂の畑地に移し、新たに堂宇を再建、二年後に落成した。 これが現安祥院で、木食正禅が事実上の開基といってよい。
出所:『京都市の地名』
本堂内には木食上人が使っていたという直径1m以上ありそうな大きな編笠が飾られています。 説明して下さった女性が、「『雪が降ったら重いでしょうね』とよく言われます」と笑っておられました。 |
≪日限地蔵≫
日を限って祈願すれば諸願成就するという信仰のあるお地蔵さんです。 |
更新日:2014/10/12