延暦寺
特別
る り どう
比叡山 延暦寺 瑠璃堂
本尊 薬師瑠璃光如来
延暦寺HP

 元亀2年(1571)9月12日の織田信長による焼討ちの兵火を免れた現存唯一の建物といわれる貴重な建物で、室町時代末期の建立と推定され、国の重要文化財に指定されています。

 西塔北谷にあった古仙の霊崛に最澄が自作の薬師如来を安置したのが始まりと伝えられています。

 元慶(がんぎょう、がんけい877〜885)年代の頃、本尊が光を放ち京の都を照らしたので、陽成天皇(ようぜいてんのう)が不思議に思い、その光を尋ねたところ、ここに辿り着いたので、この寺に放光院の号を賜ったという逸話が残っています。

出所:特別公開現地案内板


特別公開

 2020年10月1日〜11月30日、織田信長による比叡山焼き討ちを唯一免れた瑠璃堂(重要文化財)が特別にご開帳され、同時に特別御朱印が授与されました。

≪瑠璃堂≫
 西塔の釈迦堂から奥比叡ドライブウェイを横切り、10分ほど山道を歩いた所にあります。
≪瑠璃堂・薬師如来像≫
 普段は内部非公開で保存状態が良いせいか、ライトアップのせいか、ご本尊の薬師如来像はその名の通り美しく光り輝いていました。

更新日:2022/01/11