勅祭社 |
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滋賀県大津市にある近江神宮は創建が1940年と、神社としてはかなり新しい。 しかし、だからといって歴史自体が浅いわけではない。
祭神は天命開別大神。 第38代天皇である天智天皇の別名だ。 時の祖神としてまつられ、開運や導きの神、文化、学芸、産業の守護神としてその神徳を発揮している。
1895年頃から天智天皇をまつる神社を求める声が多くなり、創建の機運が高まっていった。 そして1938年、ついに昭和天皇がその願いを聞き入れ、近江神宮創建を発表。
当時、大津京のくわしい場所は不明だったが、戦後の調査により近江神宮の境内がその一角、もしくは隣接地だということが確定的となった。 つまり近江神宮は天智天皇の時代から1300年以上の歴史をもつともいえるのだ。
出所:『日本の神社100選』から抜粋
≪楼門≫
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≪内拝殿≫
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≪漏刻≫
天智天皇御創始の漏刻が設けられています。 昭和39年に日本・スイス修交百周年を記念して、オメガ社総代理店が奉納されました。 |
更新日:2020/05/05