真言宗十八本山
第十四番
し ぎ さん ちょう ご そん し じ
信貴山 朝護孫子寺
信貴山真言宗 総本山
本尊 
法語虚往実帰(むなしくゆきてみちてかえる)
御詠歌むかしより そんてんいのる もろびとは
 りやくこうむる ふかしぎのやま
住 所
電 話
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備 考

 信貴山は聖徳太子によって開かれた日本最初の毘沙門天王御出現霊場である。 太子は寅の年、寅の日、寅の刻、当山で尊天を御感得され、その御加護により仏敵守屋討伐に成功された。 よって太子は報恩のため、自ら尊天をお祀りになり、誠に信べき、貴ぶべき山として、信貴山と名づけられた。

 下って延喜2(903)年醍醐天皇が御病気の折、当山毘沙門天王の御霊験により、たちまちに御全快なされ、大そうお喜びになった天皇より朝護孫子寺の勅号を賜わり、以来、信貴山朝護孫子寺と称している。

 毘沙門天王は七福神随一の尊天で、家内安全、商売繁昌、福徳円満の福の神としてつとに尊信され、全国的な信仰をあつめている。 またこの寺は聖徳太子遺跡第二十番霊場としても知られている。

出所:『十八本山巡拝案内記』から抜粋

更新日:2020/01/18