聖徳太子御遺跡
第十八番
じょう ふく じ
成福寺 (廃寺)

納経題字田村皇子問 太子之病
住 所
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備 考納経題字は第14番法隆寺で

 斑鳩東小学校の東、富雄川の畔にひっそりと佇む廃寺で、周囲は金網で囲まれ、門には錠がかかる(拝観はできない)。 聖徳太子の斑鳩宮の別荘「葦垣宮あしがきのみやのあったところで、太子はここで妃の膳大郎女とともに病を養い、また薨去したともいわれ、その後、平安時代に僧実乗が成福寺を創建したと伝える。

 寺前の道は、飛鳥と斑鳩を結んでいた上古の重要道だったが、いまはその跡をたどるのさえ難しい。 金網内に「太子道」の碑が立ち、その奥に礎石らしい石や朽ちかけた土塀が望まれる。 また近くに上宮遺跡公園がある。

出所:『聖徳太子の寺を歩く』

≪成福寺跡≫
≪成福寺跡≫
≪「太子道」碑≫

更新日:2019/09/23