西国三十三所 第十番 |
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本山修験宗 別格本山 本尊 |
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宝亀元年(770)光仁天皇が宇治の離宮に行幸の時、不思議な霊感によって川の上流の岩淵に千手観音を見出し、金色燦然たるこの霊像を離宮に安置し、奈良大安寺の行表禅師を迎えて御室戸寺と号した。
その後、光仁、花山、白河の三帝の離宮とされたため三室戸寺と称され、本尊千手観世音は勅封となったが、延暦24年(805)、桓武天皇が開扉して法要を営み、以後皇室との関係が深い寺となった。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
更新日:2019/09/14