西国三十三所 第十三番 |
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東寺真言宗 大本山 本尊 |
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聖武天皇による本朝最初の勅願寺である。
聖武帝が良弁僧正に命じて金峰山に金を得るよう祈願せしめたところ、蔵王権現はこの石山の地が観音の聖地であることを夢に告げた。
良弁僧正は早速如意輪観音を安置して祈願すると、陸奥の金華山より金が掘り出された。
東大寺大仏鋳造完成のころ、天平勝宝元年(749)の創建といわれる。
岩上に座す勅封秘仏が本尊で、『源氏物語』の紫式部ゆかりの寺である。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
更新日:2019/09/16