西国三十三所 第二十七番 |
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天台宗 本尊 |
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康保3年(966)開基、性空上人は法華経の行者で、57才の時霊地を求てて[1]当山に庵を結び、天人が偈文を唱えて桜の巨木を拜するのを見て霊木であることを覚り、立樹のまま如意輪観音を彫って尊像を安置し、摩尼殿を建立し寺としたのが円教寺のはじめであると伝えられる。
のち天台宗三大道場の一つとなったが、その大講堂は寛和2年(986)の創建、元弘2年(1332)再建された。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
[1] | 「求めて」の誤記と思いますが、原文のまま表記します。 |
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更新日:2022/08/18