西国三十三所 第二十九番 |
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真言宗醍醐派 本尊 |
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慶雲元年(704)唐僧威光上人は、渡来して諸国行脚の途次、丹後青葉山に至り、中腹の松の大木の下で法華経を誦するうち、閻浮檀金の馬頭観音像何時の間にか手中にあり、大いに驚き喜んで、そこに草庵を結びそれを安置した。
元明天皇は威光上人のことを聞き、勅願により本堂を建立し、次いで一条帝、鳥羽帝のころに七堂伽藍も完成したという。
本尊は3尺の浮木の彫像に感得の馬頭観音を納めてある。
出所:『西國三十三靈場納経帖』
[1] | 正式には「まつのおでら」ですが、納経帖の表記に従いました。 |
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更新日:2019/09/22