西国三十三所
第三十三番
たに ぐみ さん け ごん じ
谷汲山 華厳寺
天台宗
本尊 
札所本尊十一面観世音菩薩
御詠歌よをてらす ほとけのしるし ありければ
 まだともしびも きえぬなりけり (現在)
よろずよの ねがいをここに おさめおく
 みずはこけより いするたにぐみ (過去)
いままでは おやとたのみし おいずるを
 ぬぎておさむる みののたにぐみ (未来)
住 所
電 話
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備 考


朱雀天皇の勅願の寺である。

会津在の大口大領は、霊感によって得た榎材をもって京都に上り、7尺5寸の大像の観音を仏師に刻ませ奥州に向かったが、途中美濃の山中で像が動かず、ここを結縁の地と定め、この地にいた豊然ぶねん上人の助力を得て巌を穿ち堂宇を建立して谷汲山を開山した。

像に華厳経が書写されていたので、醍醐天皇より華厳寺の扁額を下賜され、のち勅願寺となった。

本尊は秘仏である。

出所:『西國三十三靈場納経帖』

≪仁王門≫
≪本堂≫
≪精進落としの鯉≫

更新日:2019/09/22