第四番
あん こう ざん さい こう じ
安岡山 西迎寺
西山浄土宗
本尊 釈迦・弥陀ニ尊
札所本尊聖観世音菩薩 (春日観音)
御詠歌おはらのや はるのひかげで みほとけの
 めぐみはちよに むなしからまじ
住 所
電 話
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備 考

 民家の間の小径の奥にある西迎寺は、永禄の頃戦乱に巻き込まれ滅びた長沢市政の菩提を弔う為に、市政の館跡に建てられた寺院である。 創建は天正4年。 ニ尊院から迎えた明阿上人が開山した為、ニ尊院同様、阿弥陀と釈迦のニ尊を本尊としている。

 境内の「墓党」と呼ばれる墓所には歴代の住職の墓が残っており、参道わきには、二代目住職で市政の弟、少納言房松運にちなみ「少納言坂」と呼ばれる小さな坂がある。

 また、由来不明の「春日観音」と呼ばれる観音様が安置され、女性信者により定期的に観音講が催されている。

出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』


 
≪本堂≫
 昭和50年(1975)に霊場会が結成され京都洛西観音霊場が復活したのは、ここ西迎寺のご住職の提案によるものです。
≪御詠歌額≫
 本堂の正面左手に御詠歌の額が掲げられています。