第十二番 |
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西山浄土宗 本尊 延命地蔵尊 |
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当寺は、弘法大師が弘仁年間に開基したとされる。 御本尊は平安の十世紀の作で左足立て膝で「衆生の苦を救う」延命地蔵尊。 右脇檀には十一面千手施薬観音がまつられている。 また御本尊の左脇に毘沙門天、右に不動明王が安置されている。
この不動明王は、天保年間、京都の商家が当山で授戒を受け、その後満願成就を記念して報恩のため、親族が寄進した尊像である。
そして、しだれ桜が十三法輪塔に寄り添うように植えられているのは、何とも言えない風情がある。
出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』
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更新日:2017/08/11