第十四番 |
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真言宗[1] 本尊 十一面観世音菩薩 |
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真言三宝宗の末寺。 本尊は十一面観音で鎌倉時代の重要文化財である。
寺伝によると大同元年(806)に帰朝した空海が唐の長安で学んだ青龍寺の名を取り開基。 応仁2年(982)の大干ばつの際、千観和尚の雨乞いの効験により勝龍寺と改名したという。
元応元年(1319)に鋳造された鐘が大阪府能勢町の真如寺に残り大阪府の指定文化財となっている。
同寺は山崎の合戦等で堂宇を焼失し再建された観音堂から当時の面影が偲ばれる。
出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』
![]() 隣の春日神社とは明確な境界がありません。神仏習合時代の名残でしょう。 |
![]() ご本尊の十一面観世音菩薩が洛西観音霊場の札所本尊です。 |
![]() 本堂には洛西観音霊場の旧名である「西之岡」や「西岡」と書かれた明治時代の奉納額が多く掲げられています。 |
![]() ここはボケ封じ近畿十楽観音霊場の第三霊場でもあります。 |
[1] | 宗派を真言三宝宗とする情報が多いのですが、ご朱印帳と勝龍寺HPに従って真言宗としました。 |
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更新日:2022/08/20