第十六番 |
|
西山浄土宗 本尊 不空羂索観世音菩薩(?) |
|
本尊は京都には珍しい不空羂索観音で、寺伝では、桓武天皇が長岡京から平安京への遷幸の途次、その下に番雨を避けられた松樹を刻したものであると伝えられている。 後に改刻されたらしく、現本尊は室町時代のものである。 寺の旧所在地は小字春日井で春日明神と境内を接し、奈良、長岡京、平安京への遷都に由緒のあるお寺である。 本尊は三目観音と通称され眼疾に霊験あらたかで近郷の尊崇を受けた。 昭和62年(1987)9月に現本堂庫裡一新落慶した。
出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』
|
残念ながらご住職は不在でしたので、朱印料をお納めして本堂前に用意された朱印をいただいて帰りました。 |