第十九番 |
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西山浄土宗 本尊 金剛蔵王大権現 |
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当寺は天暦9年(954)吉野金峰山で蔵王権現を感得した浄蔵貴所が、第62代村上天皇の勅願により、平安京の表鬼門比叡山に対し、西南角の裏鬼門にあたるこの地に蔵王権現を祀り創建したと伝えられている。
京の7つの森の1つ“蔵王の森”に数えられる境内は楠などの林におおわれ、蔵王堂、薬師堂、不動堂などの堂宇が点在し、毎年8月朔日に行われる無形文化財久世六斎念仏は、当寺が発祥とされる。
出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』
神仏習合の名残でしょうか、参道には鳥居があります。 |
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