第二十七番
だい ひ ざん かん せい じ
大悲山 観世寺
西山浄土宗
本尊 阿弥陀如来
札所本尊聖観世音菩薩
御詠歌かんずれば このよはかりの ゆめのやど
 ただめざめにも ねがえじょうどを
住 所
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備 考

 当寺は寺伝によると前身は松尾山にあった峯ヶ堂法華山寺で、応仁の乱で焼失した同寺を摂政太政大臣藤原良経の子、慶政(勝月上人、1189〜1268)が桂川沿いに再建し、観世寺と改めたとされる。 現今は西山浄土宗粟生光明寺派の寺院である。 本堂には本尊として平安時代の阿弥陀如来座像がまつられ、その他に南北朝時代の聖観音菩薩立像、地蔵菩薩立像、聖天、毘沙門天等の尊像が多くまつられている。 そして、境内には安産の地蔵菩薩、二灯明羅漢像、仏足跡が奉安されて信仰を集めている。

出所:『らくさい 京都洛西観音霊場札所案内』

≪仁王像≫
 寺の入口には向かい合った阿吽(あうん)の仁王石像があり、その間を通って入ります。
≪本堂≫