第十三番 |
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北法相宗 大本山 本尊 十一面千手千眼観音菩薩 |
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文明11年(1479)、応仁の乱の兵火で全焼した清水寺再興の願阿上人の大勧進活動に対して最大の奉加をした越前の守護大名、朝倉貞景が独自に永正7年(1510)本堂の西北隣に法華三昧堂として寄進した。
本堂を少し縮小して舞台造りとし、本堂そっくりに本尊に清水型十一面千手観音を、脇士に地蔵菩薩、毘沙門天を祀った。
寛永の再建で平地建てに変わり、明治の神仏分離令により産土鎮守である地主権現社の本地仏・普賢菩薩像を遷座し、さらに西国三十三所観音像、出開帳仏などを合祀している。
出所:『洛陽三十三所観音巡礼』
≪朝倉堂≫
修復は終わったようですが、まだ周囲が工事用シートで囲まれていました。(2014年10月) |
≪「洛陽十三番朝倉堂」の石標≫
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更新日:2015/11/29