天龍寺七福神 第四番 |
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臨済宗天龍寺派 本尊 釈迦牟尼仏 |
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文和二年(一三五三)開山夢窓国師の直弟子、晦谷祖曇を開基として、左大臣源善成公の建立した四辻ノ宮家の寺です。 善成はペンネームを惟良といい『源氏物語』を注釈した方です。
境内の門を入って左側に福禄寿殿があり、中に一刀彫りの小さな福禄寿が祀られています。 これも四辻ノ宮家の念持仏で人望をたかめるご利益があると伝えられます。 お堂は善成没後五百五十年忌の昭和二十七年に建てられました。 また、墓地には歌舞伎の三代目市川寿海や松竹新喜劇の名女優浪花千枝子の墓もあります。 近年、坂本龍馬等身大の立像が建てられましたが、できがよいと人気です。
出所:『京の福神めぐり』田中泰彦著
4番目は北側に並ぶ塔頭のうち一番西端にある松巌寺です。 |
≪福禄寿殿≫
お堂の扁額もご朱印も「福禄寿天」と書かれているのに、お札だけ「福禄寿神」になっています。七福神に合わせてお札だけ「神」にされてるのかな? |
更新日:2018/06/10