京都東山 福めぐり |
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臨済宗建仁寺派 本尊 |
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春光院は、1627年に北政所の甥である木下勝俊が娘、春光院万花紹三の菩提を弔うために建立しました。 勝俊は武将でありましたが、和歌の才能も豊かで、関ヶ原の合戦後は高台寺の南隣に挙白堂という庵を建て、長嘯子(ちょうしょうし)と号し、後水尾天皇が勅撰したとも言われている集外三十六歌仙に名を連ねました。
幕末になると、大徳寺小倉庵から移ってきた月照が住職になります。 月照は尊王攘夷派の僧侶であり、この寺院で西郷隆盛や有村俊斎らと討幕の密議をかわしていました。
出所:数珠巡礼HP
≪山門≫
茅葺きで趣きのあるいい雰囲気の門です。 見ているだけで心が落ち着くなぁ。 通常非公開ですが、数珠巡礼の数珠玉下げ渡しは常に行われています。 残念ながら、御朱印はないとのことでした。 |
≪触れ仏・摩利支天像≫
山門脇にある触れ仏の摩利支天像。 摩利支天は元はインドの神様で、護身・得財・勝利などのご利益があるそうです。 ご利益をいただくには右手もしくは両手で撫でます。 |
≪魔利支天堂≫
猪の上に乗る勝利摩利支天像が祀られています。 |
更新日:2023/02/07