新京極八社寺 |
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浄土宗系単立(深草浄土宗) 本尊 薬師如来 |
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病気平癒・厄難消除
「蛸薬師如来さま」
蛸薬師通りの名を生んだ程、広く庶民の信仰を集めた町堂で、古くは蛸の絵馬を奉納する習わしがあったという。 蛸薬師と称されるゆえんは、かつてこの寺にいた親孝行な僧が病身の母の求めで「タコ」を買ったが見とがめられ、進退につまった僧が日頃信仰する薬師如来に祈念したところ、タコは薬師経に変わり、また母の病が癒えたという、この説が一番有名である。[1]
出所:『新京極8社寺 フォトブック』
[1] | 現在地へ移転する前の永福寺は中京区室町二条下る蛸薬師町にあり、そこでは池の中島に本尊の薬師如来を安置していたので、水上薬師または沢(たく)薬師と称していました。 この「沢薬師」が「蛸薬師」に転化したというのが真相のようです。 |
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更新日:2014/12/24