京洛八社
すが わら いん てん まん ぐう じん じゃ
菅原院 天満宮 神社
祭神 
ご利益学業向上・書道上達
住 所
電 話
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備 考

 当菅原院天満宮神社は「学問の神様」として知られる菅原道真公がお生まれになった霊地であり、道真公だけではなく、曾祖父・古人朝臣、祖父・清公卿、父・是善卿がご住居とされておりました地であります。  古人朝臣は桓武帝に、清公卿は嵯峨、淳和、仁明の三帝に、是善卿は文徳、清和の両帝に奉仕し、栄職にあったので、この邸宅も受け継ぎ住まわれ、世に菅原院と呼ばれたのであります。

 拾芥抄によれば菅原院は勘解由小路烏丸の西一町菅贈太政大臣の御所、或は参議是善卿の住居といわれた。  当時歓喜光寺と号し、北野祭の日神氏此所に来りて枇杷を取りて神に供され、また古図には烏丸、室町通、下立売通、椹木町通に囲まれた邸地を菅原院と記載され、往古は境域の広大であったことがわかる。

 又袋草子国宝北野縁起(藤原信実朝臣筆)菅氏録によれば、菅原院は是善卿の旧邸地にして菅公は此の処に於いて御誕生あらせられ爾来菅公このところを邸地とし給ひ、ついで菅家のために、此地に歓喜光寺を創建されましたが後故ありて六條道場に移転。  残された殿舎に道真公御誕生の地である事を持って一社を設け、学祖人として菅原道真公を本座とし御父是善卿を奉祀して古より絶ゆること無く今に至り実に是れ菅公御発祥の霊地にして聖蹟廿五拝の第一にして今も尚産湯の井及び天満宮御遺愛の石燈籠一基が残っております。

出所:『由緒書』ちらし


 御所の西隣りで、烏丸通に面した場所にありながら、普段は人も少なく見過ごしがちな天満宮です。
≪菅公御初湯の井≫
 道真公の誕生地と伝えられる天満宮が京都市内に3社あり、ここ菅原院天満宮神社の他の2社は、菅大臣神社と吉祥院天満宮です。

更新日:2019/01/26