洛陽十二支妙見 戌(西北西) |
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日蓮宗 本尊 十界大曼荼羅 |
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三宝寺縁起
寛永五年(一六二八年)右大臣菊亭経季卿と中納言今城為尚卿が後水尾天皇の御内旨により中正院日護上人を開山に迎え創立した中本山である。 金映山妙護国院三宝寺の号は後水尾天皇より賜わったと伝えられる。 奥の院に開山中正院日護上人御作の北辰妙見尊を祀る。 鳴滝の妙見様、又は願が叶う処から満願妙見宮として尊信され、戌が安産に通ずることから安産祈願の参詣者も多い。 境内には御所より移植した御車返しの名桜がある。
頭痛封じの炮烙灸と中風封じの大根炊き、ゆず御飯は有名。
出所:『洛陽十二妙見めぐり(朱印帳)』
≪本堂≫
「車がえしの名桜」や帆掛け船の形をした松など、美しくよく手入れされた本堂前のお庭に心が癒やされます。 |
≪妙見宮へ至る石段≫
赤い幟と「妙見宮」の碑。 この石段を少し登れば妙見堂かと思いきや、千躰佛釈迦堂、鐘楼「忍辱の鐘」、三十番神堂、大黒堂、最上稲荷殿、子宝犬(石像)などを経てようやく妙見堂へ。 |
≪満願妙見宮≫
人間の運気と寿福、方位を司る北辰妙見大菩薩が祀られています。 江戸時代初期から「洛陽十二支妙見」の「戌の妙見宮」として信仰を集め、鳥居や絵馬堂等が整備されました。 明治期に廃仏毀釈等の激動で一時衰微しましたが、昭和47年(1972)に現宮殿が新築され現在に至っています。 |
更新日:2022/04/14