南山城古寺 第四番 |
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真言宗智山派 本尊 釈迦如来 |
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当寺は奈良朝以前、秦氏の一族秦和賀によって建立され、後に行基菩薩の関与により民衆のあつい信仰を集めた。
また今昔物語集巻十六第十六話等数多の古書に創建にまつわる有名な“蟹満寺縁起”が記され、仏教説話として広く世間に紹介されている。
本堂中央に祭祀されている国宝釈迦如来像は今から一千三百年の昔 白鳳時代の名作で金銅座像、八尺八寸(二m四〇)重量(二、二屯)、と称する初唐様式を直模する堂々たる尊像で、しかも殆んど完全にちかい原形のまま今日にいたり薄衣を透して美の重量性を発揮した豊満な肉体を刻出して容貌は荘重であり端麗である。
螺髪(ラホツ)と白毫(ビャクゴウ)をつけず人間味をおびた相好で親しみを覚える。
また 手の指間には水掻(ミズカキ)の如き曼網相(マンモウソウ)を具え生きとし生けるものをすべて悟りの世界へ救い上げるという形相が尊い。
出所:『蟹満寺』案内ちらし
≪山門≫
本堂の改築に合わせて山門と塀が新築されたようです。 |
≪本堂≫
平成22年(2010)に約250年ぶりに改築されました。本堂内に国宝の釈迦如来坐像が安置されています。 |
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更新日:2018/01/03