京都十二薬師
第九番
やく し いん
医徳山 薬師院
黄檗宗
本尊 薬師如来
札所本尊
こぬか
不来乎薬師
御詠歌わきいづる きよきながれに あらわれて
 やくしはいまに あらたなりけり
住 所
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備 考
 

本尊の薬師如来像は延暦元年(782)、伝教大師が16歳の時に一刀三礼で彫刻された薬師仏七体のうちの一体である。

寛喜2年(1230)、疫病が全国に広がった時に、住職の夢に薬師如来が現れ、「一切病苦の衆生、我が前に来たらば諸病ことごとく除くべきに、来ぬか、来ぬか」との夢告があり、これにより皆の病が平癒したので、以来、「こぬか薬師」と呼ばれた。

出所:『京都十二薬師霊場』パンフレット


 普段はお堂の外から拝むだけでご本尊を直接拝観することはできませんが、10月8日だけ御開帳法要で拝観できるそうです。
≪本堂≫
 特別公開で拝観した「こぬか薬師」は高さが10cmもなく、予想外の小ささにびっくり。 大きく作られた御前立をご本尊と思い込んで覗き込んでいたら、ご住職から「小さい方ですよ」と教えられました。(恥

更新日:2023/11/16