京都十三佛 第四番 |
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臨済宗相国寺派 本尊 普賢菩薩 |
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御和讃
大悲普賢の行願に 如何に罪障深き身も 永えかけて済わるゝ 普賢菩薩はありがたや
暦応二年(一三三九)後伏見天皇女御広儀門院西園寺寧子(ヤスコ)が、夫君の菩提を弔うため、夢窓國師を開山として伏見離官の傍に創建された。
門院は檀林皇后橘嘉智子(カチコ)を追慕され、自から大光明院と称されしを寺号とした。
伏見宮始祖栄仁(ヨシヒト)親王(門院の御孫)薨じて寺内に葬り奉り、以来当寺は伏見宮歴代の菩提所となる。 慶長十九年、徳川家康により相國寺内に移転再興された。
御本尊普賢菩薩は、創建時奉安されたもので、合掌の普賢として名高い。
出所:『京都十三佛巡拝納経』
更新日:2018/01/03