京都十三佛
第五番
だい ぜん じ
法雲山 浄妙院 大善寺
浄土宗
本尊 阿弥陀如来
札所本尊地蔵菩薩 五七日の守り佛
御真言おん かかか びさんまえい そわか
御詠歌つみありて むつの ちまたに さまよえる
 ひとに かわらん ちかいとうとし
住 所
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備 考通称:六地蔵


御和讃

六道能化の地蔵尊 その慈悲深く限りなし 一度御名おんなを聞く人も 永く苦患くげんを離るべし

六地蔵さんとよばれている。 六地蔵とは、文徳天皇の仁寿二年(八五二)小野篁(たかむら)が造った。 篁が大病にかかり、夢中で地獄に行く、罪人たちの苦を救い給う尊き地蔵菩薩を目(ま)のあたり拝して衆生救済の願を起し、六体地蔵尊を刻みて当寺に安置す。

後、後白河天皇は平清盛に勅命して都街道の六つの入口に一体づつ地蔵尊を分置す。 これより、現当二世福楽を求めて「六地蔵めぐり」の信仰が盛んになった。

出所:『京都十三佛巡拝納経』

更新日:2018/01/18