京都十三佛
第七番
ふく じゅ さん びょう どう じ
福聚山 平等寺
真言宗智山派
本尊 薬師如来
札所本尊薬師如来 七七日の守り佛
御真言おん ころころ せんだり まとうぎそわか
御詠歌あなとおと るりの ひかりに もろびとの
 つみも やまいも きえはつるとわ
住 所
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備 考通称:因幡堂、因幡薬師


御和讃

衆生の苦患くげんことごとく 十二の願にもらすなく 応病おうびょう與薬よやくなし給う 薬師如来ぞありがたき

当寺は因幡堂、または因幡薬師とも称す。

長徳三年(九九七)因幡の国司橘行平は夢告により賀留津の海中より一体の薬師如来像を得、仮堂に安置した。 長保五年(一〇〇三)行平は任を終え京へ帰ったが、その時薬師像も行平を追って飛来したため、宅を寺とし薬師寺と称す。

承安元年(一一七一)四月、高倉天皇勅額を賜い、平等寺となる。

古来、善光寺の阿弥陀如来、嵯峨、清凉寺の釈迦如来と共に、日本三如来にかぞえられる。

出所:『京都十三佛巡拝納経』

更新日:2018/01/03