京都時宗道場
第二番
じ えん さん だいじょういん あん よう じ
慈円山 大乗院 安養寺
時宗
本尊 弥陀三尊
住 所
電 話
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備 考別称:吉水草庵

延暦年間、伝教大師最澄の創建。 青蓮院第3世慈鎮この地を愛し慈圓山大乗院安養寺とす。 寺内に霊水吉水涌出よりこの地を吉水という。 法然(浄土宗の開祖)ここに庵を結び43歳より三十数年間念仏宣場[1]。 親鸞(浄土真宗)も29歳法然に逢い入信。 故に念仏の根本道場と称される。 室町期に国阿により改宗、時宗となる。 江戸期には六阿弥坊も造られ洛中随一風光明媚の圓山と文人墨客に愛さる。 弁天堂裏の多宝塔は重要文化財。 明治初め六坊は上知され、円山は公園の名となる。

出所:『京都時宗道場 遊行帳』

≪参道・山門≫
 説明によれば、明治時代に安養寺の土地が上知され(召し上げられ)て公園が作られ、慈円山の山号から円山という名称になったと。 つまり円山公園の隣に安養寺があるのではなく、安養寺の中に円山公園が作られたんですね。
≪本堂≫
 観光寺院ではないため、訪れる観光客はほとんどいません。 山門内に墓地があり、静かな境内で法事をされている檀家の方々の姿が印象的でした。
≪吉水の井≫
 吉水の地名の由来となった霊水吉水の井は、安養寺の南、吉水弁財天にあります。

[1]「宣揚(せんよう)」の誤植だと思いますが、原文のまま表記します。

更新日:2024/12/26