京都時宗道場 第三番 |
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時宗 本尊 阿弥陀・釈迦如来 |
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延暦年間、伝教大師最澄の開基と伝わる。 永徳3年(1383)、国阿上人により時宗に改宗。 東山三十六峰の北で、円山から清水までが寺域であった。 法然上人が別時念仏を修行したことでも知られる。 足利義満の帰依を受け隆盛、江戸時代には時宗十二派の一つ霊山派(後に国阿派に統合)の本寺となり、末寺55、塔頭14を有した。 また、当寺正法寺で授けた護符は「柏のお札」と呼ばれ、柏の葉の形の中に「伊勢熊野参詣輩許永代汚穢」(永代の汚穢を許す)の文言があった。 東山三十六峰の一つ。
出所:『京都時宗道場 遊行帳』
![]() 江戸時代には時宗霊山派(後に国阿派)の本寺として大いに栄えた正法寺ですが、現在は山門が閉じられ立入禁止になっています。 |
![]() 堂宇改修中とのことですが、工事の進捗は思わしくなさそうです。 いつ完成するのでしょう? 御朱印巡りも当初は令和3年(2021)4月から御朱印対応の予定でしたが、聞名寺での授与に変更されました。 |
![]() 観光客で溢れかえる二年坂に建つ正法寺の道標。 「開山国阿上人参詣道」「洛陽四拾八願所」と書かれています。 歴史ある寺院なのですが、残念ながらこの道標を気に掛ける観光客はいません。 |
更新日:2024/12/26