大覚大僧正ゆかり
龍華
脱履道場
北龍華
西龍華

 「ありますか?」
 「はい、あります。以前にも同じように訪ねて来られた方があって、探したらありました。」

 平成25年(2013)4月の大覚大僧正第六百五十遠忌御に合わせて企画された「大覚大僧正ゆかりの京都本山めぐり」です。 もう無いだろうとあきらめていましたが、4本山を巡って記念品のお線香をいただいたという2018年9月のブログを発見。 ブログに書かれた「専用の台紙は妙蓮寺ならあると思います」の言葉を信じて妙蓮寺さんを訪れ、専用朱印帳をゲットしました。

 この朱印帳は両側から折り畳む4つ折り形で、畳むと表面に「大覚大僧正第六百五十遠忌御報恩」の文字が、裏面に「南無妙法蓮華経」の髭題目が見える状態になります。 日付以外の文字は予め印刷されているので、各寺院では朱印の押印と日付の記入をしていただきます。

 立本寺に張られていたポスターの挨拶文に、この本山めぐりが企画された経緯が書かれていましたので、それを以下に転記します。

合 掌 皆々さまには、弥々ご清祥の御事と大賀に存じ上げます。
 来る平成二十五年四月三日、「大覚大僧正第六百五十遠忌」をお迎えいたします。
 宗門発展に尽力された日像上人の流れを同じくする龍華三具足山(大本山妙顯寺・本山妙覺寺・本山立本寺)と、日蓮門下連合会の本門法華宗大本山妙蓮寺の四本山が、手を取り合って連絡を密にし、皆帰妙法に精進するため「像門本山会」を結成いたしました。
 初租日蓮大菩薩、京都開教の祖日像菩薩、大覚大僧正第六百五十遠忌のご報恩を目途とし、今般、「大覚大僧正ゆかりの本山めぐり」を企画し、ご案内することとなりました。 全国各聖各位におかれましては、是非ともご参拝いただくようお願い申し上げます。
 専用の「ご報恩参拝朱印帳」につきましては左記のごとくご説明いたします。
 最後に関係各聖各位のご健勝をお祈り申し上げます。
平成二十四年十月
京都 像門本山会

 大覚大僧正ゆかりの四本山めぐりは、手軽に半日で歩いて回れるコースです。 春と秋の特別拝観で、各寺院の素晴らしい庭園や紅葉を楽しむこともできます。

 晴れた日の休日、ぶらっと出かけてみませんか?

更新日:2020/11/20