二十二社

 二十二社(にじゅうにしゃ)は、かつての神社の社格の一つで、国家の重大事や天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣(ほうへい)を受けた神社です。

 平安時代後期、長暦3年(1039)に22社目の日吉社が加わり、白河天皇治世の永保元年(1081)に制度としての二十二社が確立したとされています。 朝廷から奉幣使が訪れるため、都に近い主に畿内の神社から選ばれました。

 二十二社の名は明治維新後に廃絶し、現在、霊場会も二十二社としての活動もありませんが、格式の高い関西の代表的な神社の集まりであることから、人気の巡礼地となっています。

上七社
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貴船

更新日:2019/02/11